セキュリティのために二段階認証を設定している人は多いと思います。私の職場でも、機種変更のあとに認証コードが受け取れず、困ったという相談が毎年のように出ます。私自身が個人のアカウントで行っている備えを書きます。
難しい操作はありません。順番どおりに進めれば、機種変更の日に落ち着いて作業できます。
認証コードの届き先を整理する
二段階認証のコードは、電話番号のメッセージで届く方式と、専用のアプリで表示する方式があります。方式によって、機種変更で必要になる作業が違います。
専用アプリを使っている場合、新しい端末にアプリを入れただけでは、登録が引き継がれないことがあります。私は古い端末が手元にあるうちに、移行の手順を調べておきます。電話番号の方式でも、番号を変える場合は事前の手続きが必要です。
方式がわからない場合は、サービスの設定画面でセキュリティの項目を開くと、現在の登録状況が確認できます。
予備のコードを紙に残す
多くのサービスでは、設定のときに予備の回復コードが表示されます。私はこれを印刷して、自宅の引き出しに保管しています。端末が壊れたときの最後の手段になるからです。
ただし、保管場所は他人の目に触れにくい所を選ぶ必要があります。家族と共有する場所に置くかどうかは、それぞれの事情で決めてください。
職場でも、スマホを新しくした社員が認証アプリを引き継げず、アカウントの再発行が必要になることがあります。再発行には数日かかる場合があり、その間は仕事が止まります。
機種変更の前に済ませる
認証の方式を新しい端末に移す作業は、古い端末で電源が入るうちに終えるのが安心です。私はこの作業を、データ移行より先に行います。
回復コードを使うと、古い認証の設定が無効になる場合があります。使う前に、サービスの説明をよく読んでから進めてください。
電子書籍のサービスは、仕事のアカウントほど厳しくはないことが多いです。それでも、本棚に入れなくなる不便は大きいため、同じ備えをしています。
認証が済んでいれば、その後の電子書籍の本棚の確認も落ち着いて進められます。今日できることとして、使っているサービスの回復コードが手元にあるかを、一度見てみてください。